人口減少はチャンスである

人口減少はマイナスな出来事として認知されがちだ

もちろん人口が減れば、国内の購買力は下がる

また国内の生産者も減ることになる

これらはGDPに直でダメージを与える要因になる

 

しかし、ただこの事態を嘆いていても仕方ない

人口減少は変わらない事実であるし、合計特殊出生率が急増することは難しいのだ

そう分かれば、人口が減っていく社会を前提とした仕組みを作る必要がある

 

例えば地方交付税交付金

この制度は、地方にも人口がある程度存在していることを前提に、都市との賃金格差を埋めるために存在した。

しかし地方の人口が急減した今、この制度は税金を食いつぶす、ただの地方甘やかし財源となってしまっている。交付金によって地方は稼ぐ能力を失ってしまっている。

またもっと極端な話をすれば、都道府県が自治権を持たずに国の傘下にある構造自体がもう時代遅れかもしれない。稼げない自治体を税金で救済するのではなく、自立できなくなったら吸収/合併をすぐに行うなどの対応が求められるだろう。

もしこれらの様に人口減少に対応した仕組みづくりが出来れば、より日本社会を効率的なものに作り替えることができるかもしれない。

無駄な補助金をやめ、各自治体の自立性が保証されれば、国政は国力の増進に力を割くことができる。例えば高度人材を日本に招聘するための制度・環境づくりで有ったり、地方自治体では実行不可能なレベルでの改革に注力できるのだ。

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だから人口減少という事実に嘆くのではなく、どうすればこのピンチをチャンスに変えられるのかという考えをぜひ多くの人にしてほしい

それは自治体とか言う大きなレベルだけではなく、一企業に関しても言える。

今までのターゲットが減ることを考えれば、自社の真の強みを見極め、新たな顧客を開拓する必要があるだろう。それは厳しいかもしれないが、既得権益に頼らない稼ぐ能力を身に付けるチャンスになる。

そんな風に皆が考えれば日本は生まれ変われる!

もっと強くなれる!!